札幌市北区の歯科・小児歯科・歯科口腔外科・矯正歯科 太平歯科医院|お気軽に来院できる歯科医院です。

24時間WEB予約
011-772-6641

月火木金/9:00~19:30 土/9:00~16:30
昼休み/12:00~13:30 休診/水・日・祝

MENU

八重歯矯正のすべて!放置するリスクと矯正方法まで徹底解説

ブログ

こんにちは。札幌市北区の歯科・小児歯科・歯科口腔外科・矯正歯科「太平歯科医院」です。

歯科治療をしている歯科医師と歯科衛生士

「八重歯が気になる……」「八重歯は治したほうがいいのかな?」などのお悩みはありませんか。八重歯は「かわいい」というイメージをもつ方がいる一方で、見た目や噛み合わせが気になる方や虫歯になりやすいと悩む方も少なくありません。

では、八重歯を放置すると、どのようなリスクがあるのでしょうか。また、八重歯はどのように矯正するのでしょうか。

本記事は、八重歯になる理由、八重歯を放置するリスク、八重歯の矯正について解説します。八重歯で悩んでいる方や八重歯の矯正を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

八重歯とは

両手で疑問をあらわす女性

八重歯とは、正面から数えて3番目の犬歯が重なって生えている状態です。八重歯は、可愛らしい雰囲気があると感じるチャームポイントとしてあげる方がいる一方で、歯並びが悪く見える、顔の印象が悪くなるなど、八重歯をコンプレックスに感じる方もいます。

八重歯をコンプレックスに感じる方にとって、歯列矯正などで八重歯の解消を希望するのは自然なことでしょう。八重歯の矯正には、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの方法がありますが、いずれも長期間の治療が必要です。

しかし、矯正は見た目の美しさだけでなく、正しい噛み合わせに改善することで虫歯や歯周病を予防する効果もあるので、口内環境そのものを改善することも期待できます。

八重歯の原因

歯科医師と患者が会話している

八重歯の原因は、以下のとおりです。

<八重歯の原因>

八重歯の原因 解説
顎が小さい 顎が小さいと歯が並ぶスペースが足りず、八重歯になることがあります。

 

歯並びが悪い 歯並びが悪い場合、八重歯になることがあります。

 

乳歯が早期に抜ける 乳歯が早期に抜けると、ほかの歯が動き、永久歯が生えてくるときに並ぶスペースがなくなってしまうことがあります。

 

過剰歯がある 過剰歯とは、通常の本数よりも多く形成された歯です。歯の本数が多いと犬歯が押し出され、八重歯になることがあります。

 

遺伝 家族に八重歯の方がいる場合は、八重歯になる可能性が高いです。

ただし、八重歯そのものが遺伝するのではなく、顎の大きさや骨格などが遺伝することで八重歯ができやすい環境となります。

 

上記のように、八重歯となる原因はさまざまですが、歯科医院で定期的な検診を受けることで早期発見につながり、はやめの対応が可能です。

八重歯をそのままにするリスク

リスクをあらわす積み木

八重歯をそのままにすることは、見た目の問題以外にもさまざまなリスクがあります。以下、八重歯をそのままにすることで起こるリスクを解説します。

虫歯や歯周病のリスクが高まる

八重歯は、歯と歯のすき間があり歯ブラシが届きにくいため、虫歯や歯周病になりやすいです。虫歯や歯周病になると、歯の痛みや歯茎の腫れ、歯を失うなどのリスクがあります。

噛み合わせが悪くなる

八重歯によって、ほかの歯とうまく噛み合わないことがあります。噛み合わせが悪いと食べ物を十分に噛み砕けず、消化器系のトラブルにもつながるため、歯を削る治療や抜く治療などが必要となることもあります。

口内炎や唇を傷つける

八重歯は、口内炎や唇を傷つけることがあります。口内炎や唇の傷は痛みや出血を引き起こすことがあるため、不快感を生じるだけでなく、食事量の減少などにもつながることがあります。

見た目が気になる

八重歯のために見た目が気になる方もいるでしょう。八重歯を気にして笑顔を隠したり、口を閉じて話すことで表情が乏しくなったりすることがあります。また、自信をもって人前に出られなくなることもあります。

八重歯をそのままにしておくと、見た目の問題以外にもさまざまなリスクがあるのです。八重歯が気になる方は、放置せず早めに歯科医院へ相談しましょう。

八重歯は抜いてはいけない?

八重歯は抜いてもよいのでしょうか。八重歯を抜歯するかどうかは歯並びの状態や本人の希望などを考慮したうえで、最終的には医師の判断によります。八重歯の抜歯をする際に考慮すべき点は、以下のとおりです。

八重歯を抜歯する必要がある場合

八重歯を抜歯したほうがよいのは次のような場合です。

<八重歯を抜歯する必要がある場合>

八重歯がほかの歯と重なっている場合 八重歯がほかの歯と重なっていると、正しく噛むことができなくなる可能性があります。また、虫歯や歯周病のリスクが高まることもあります。

 

八重歯が歯茎を傷つけている場合 八重歯が歯茎を傷つけている場合、痛みや出血を引き起こす可能性があります。また、歯茎の感染症のリスクが高まることもあります。

 

話すとき、笑うときに八重歯が原因で支障がでる場合 話すとき、笑うときに八重歯が原因で支障がでる場合、社会生活に影響をおよぼす可能性があります。

 

八重歯を抜歯する必要がない場合

抜歯は、出血や痛み、感染など何らかのリスクがあります。抜歯は必要ないと判断されるのは、次の場合などです。

<八重歯を抜歯する必要がない場合>

八重歯がほかの歯と重ならず、歯茎を傷つけていない場合 八重歯がほかの歯と重ならず、歯茎を傷つけていない場合は、抜歯する必要はありません。

 

八重歯を抜歯することによるリスクを冒したくない場合 八重歯を抜歯する際は、出血、感染症、知覚過敏などのリスクがあります。こうしたリスクを冒したくない場合は、抜歯しないでください。

 

八重歯がご自身にとって個性的な特徴の場合 八重歯がご自身にとって個性的な特徴の場合は、抜歯する必要はありません。八重歯は魅力的だと考える方もおり、ご自身にとって個性の一部である可能性があります。

 

最終的に八重歯を抜歯するかどうかは、医師の判断やご自身の希望によります。

八重歯を抜歯する前に考慮すべき点

抜歯を検討している場合は、次の点も考慮しましょう。

<八重歯を抜歯する前に考慮すべき点>

抜歯後の痛み 抜歯後は痛みを感じる可能性がありますが、通常は数日以内に治まります。多くの場合、抜歯後の痛みに対処するための鎮痛剤が処方されます。

 

抜歯後の出血 抜歯後は出血が起こりますが、通常は数時間以内に止まります。出血を防ぐために、抜歯部位をガーゼで覆う必要があります。

 

抜歯後の感染症 抜歯後の感染症のリスクは低いですが、感染症が起こる可能性があります。抜歯部位が赤くなる、腫れる、痛みを感じる場合は、歯科医師にご相談ください。

 

八重歯の抜歯は、リスクがあります。抜歯を検討している場合はリスクとメリットをよく理解し、最善の決定を下すために歯科医師にご相談することが重要です。

八重歯の矯正方法

ワイヤー矯正の様子

八重歯は抜歯せずに矯正治療で治すことも可能です。矯正治療には、ワイヤー矯正、マウスピース矯正などさまざまな方法があります。以下、ワイヤー矯正、マウスピース矯正について解説します。

ワイヤー矯正

八重歯を矯正する方法はいくつかありますが、中でも一般的なのがワイヤー矯正です。ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットとよばれる装置を取りつけ、ワイヤーを通すことで少しずつ歯を動かす方法です。ワイヤー矯正は、比較的費用が安く治療期間も短いことがメリットといえます。

ただし、ワイヤー矯正は装置が目立つというデメリットもあります。八重歯のワイヤー矯正の流れは、以下のとおりです。

 

➀歯科矯正医の診察を受ける

②治療計画を立てる

③ブラケットとワイヤーを装着する

④定期的に通院して、ワイヤーを調整する

⑤歯並びが整ったら、装置を外す

 

ワイヤー矯正の治療期間は、歯並びの状態や個人差によって異なりますが、一般的に1~2年程度です。治療期間中は、装置が目立つことや、歯が動くために痛みを感じることがありますが、いずれ慣れるでしょう。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを装着して歯を動かす方法です。八重歯のマウスピース矯正のメリットとデメリットは、以下のとおりです。

<八重歯のマウスピース矯正のメリットとデメリット>

メリット デメリット
目立たなくて済む 歯を動かすのに時間がかかる場合がある
取り外しできるので、食事や歯磨きが容易となる マウスピースを毎日20時間以上装着する必要がある
ワイヤー矯正に比べて痛みが少なくて済む マウスピースを紛失する可能性や破損する可能性がある

 

八重歯のマウスピース矯正をご検討の方は、歯科医師にご相談いただき、ご自身の歯並びや生活スタイルに合った矯正方法を選ぶことが大切です。八重歯のマウスピース矯正の流れは、以下のとおりです。

 

➀歯科医院で矯正相談を受ける

②レントゲンや歯型を撮影して、歯並びや噛み合わせを診査する

③矯正計画を立てる

④マウスピースを作製する

⑤マウスピースを装着し、歯を動かす

⑥定期的に歯科医院に通院して、歯並びや噛み合わせを確認する

⑦歯並びが整ったら、マウスピースを外す

 

八重歯のマウスピース矯正の費用は、歯科医院によって異なりますが、一般的にワイヤー矯正より高額です。また、歯並びの状態や治療期間によっても異なります。

まとめ

ポイントを指さす女性

八重歯は、見た目の問題だけでなく、噛み合わせや歯周病の原因となります。八重歯を放置すると、噛み合わせが悪くなる、自信がもてないなどのリスクがあります。

八重歯を矯正することで、上記のリスクを回避できます。八重歯の矯正は、歯並びを整えて噛み合わせを改善し、歯周病や虫歯を予防するのに効果的です。八重歯を矯正する方法はいくつかあるので、ご自身のライフスタイルや予算に合わせて選ぶことが大切です。八重歯が気になりだしたら早めに歯科医院を受診するとよいでしょう。

八重歯矯正を検討されている方は、札幌市北区の歯科・小児歯科・歯科口腔外科・矯正歯科「太平歯科医院」にお気軽にご相談ください。

診療時間

診療時間
  • お昼休み12:00~13:30
  • 休診日水曜日・日曜日・祝祭日
  • 受付は診療終了の30分前までとなります。
9:00
~19:30
9:00
~16:30
TEL
011-772-6641
診療科目
歯科・小児歯科・歯科口腔外科・矯正歯科
所在地
〒002-8010 札幌市北区太平10条3丁目3‐1
アクセス
JR百合が原駅徒歩10分
駐車場
5台分